黒と白で繋いだ家


2022.08.20

CONCEPT

既存の建物を一部取り壊し、新規で二世帯住宅を建てる計画です。
外観は親世帯と子世帯で素材と色に変化を持たせ、単調な見た目にならないようにしました。
この地域は風が強く既存の防風林をそのまま生かし、西側と東側の窓は必要最低限の大きさと個数で計画しました。
子世帯の内観はグレーを基調とし、床とキッチン上部の天井に淡い色の木目をアクセントとして入れる事で、無機質な中にも温かみが感じられる、落ち着きある空間になりました。
親世帯は、キッチンなど使用できる物は使用した低コストの計画としております。
和室ではLDKとの間仕切り上部に、既存の家で使われていた欄間を設置し、床の間にも同じく、既存の格子状の書院欄間を意匠的に使用しております。
古い家からの大切な思い出も感じる事が出来る素敵なお家となりました。

DATA

敷地面積:639.76㎡(193.52坪)
建築面積:110.69㎡(33.48坪)
延床面積:142.84㎡(43.20坪)
建築場所:島根県出雲市
構造  :在来工法(木造軸組)
規模  :2階建て
TYPE  :PLUS

 

モダンインテリアの家


2020.06.12

CONCEPT

変形地の敷地に建つ2世帯住宅の計画です。

変形地に沿って、親世帯と子世帯共に日当たりの良い南側にLDKを配置。お好みのモダンな雰囲気に合うよう、メインの床はタイル貼りとし、ダイニングテーブルを造作。ポイントで木材を入れています。

また、全館空調を採用し温熱環境を整えています。

外観はネイビー色のサイディングにシンプルな片流れ屋根としました。

 

DATA

敷地面積:268.03㎡(81.07坪)

建築面積:66.24㎡(20.03坪)

延床面積:125.03㎡(37.82坪)
建築場所:鳥取県米子市
構造  :在来工法(木造軸組)
規模  :2階建て
TYPE  :PLUS

 

南北に抜ける家


2019.12.16

CONCEPT

南北に長い敷地に建つ2世帯住宅の建替え計画です。
細長い敷地に対してアプローチがしやすい道路側に親世帯のスペースを配置。少し奥まった先に子世帯のスペースを配置し、同居しながらもお互いの良い距離感が保てるよう配慮しています。
親世帯はシンプルにまとめ、子世帯は南北に長い敷地の形状を活かし、玄関を開けると長いインナーテラスを介して裏の庭まで繋がる空間となっています。
外観は箱型のモスグリーン色とし、ポイントで差し色を入れています。
建替える前から見ていた風景が新居を介し、新しい発見がある風景として記憶に残っていかれる事を願います。

DATA

敷地面積:233.93㎡(70.76坪)
建築面積:72.87㎡(22.04坪)
延床面積:113.44㎡(34.31坪)
建築場所:鳥取県米子市
構造  :在来工法(木造軸組)
規模  :2階建て
TYPE  :PLUS